雪しか祭りに行ってきました~!
「越後長岡6大冬まつり」をご存じでしょうか。2月から3月にかけて行われる楽しい冬のイベントの数々を、毎年楽しみにしている方も多いのでは?
その「6大冬まつり」のひとつ、「長岡雪しか祭り」に行ってきました!
大きな雪像が、会場で訪れる人たちを出迎えてくれます。これ、生で見ると相当に迫力があります。お昼前に行ったのですが、会場はすでに大賑わいで、雪あそびをしている子どもたちの楽しそうな声が、あちこちから聞こえてきます。
「雪しか」の意味
そもそもこのイベント名の「雪しか」は、古くから長岡地方で使われていた「雪にお」(別名:雪しか)を由来としています。
「雪にお」とは、藁を編んで作った簡易的な藁葺き屋根を使って雪を保存する施設のことです。冷蔵庫がなかった時代に重宝され、保存された雪は夏場には生鮮食品の鮮度を保つために役に立ったと言われています。
「雪を苦とせずに活かす」という先人の知恵にちなんで「雪を活かした楽しいイベント」として、長岡市民に30年以上愛される行事となったのです。
可愛い雪だるまたちも…
会場には大雪像のほかに、小さな雪だるまたちもあります。「ながおか100だるま大会」と名付けられたこちらの出し物は、市民参加型でそれぞれが思い思いの雪だるまを作って飾ろうというものです。
ただ残念ながら、初日は予定していた「雪花火」が翌日に順延になるほどの猛吹雪でした。そのため会場の沿道に設置されただるまさんたちは、雪に埋もれて見えなくなってしまっているものもチラホラ。そんな中、しっかりと健気に残り続けているものの中からパチリ。松ぼっくりをあしらって作ったその名も「犬」という雪だるまです。可愛い!!
こちらも「100だるま大会」から1枚。その名も「ほっぺちゃん」。
全国のグルメも楽しめます
屋内会場のハイブ長岡にはたくさんの屋台が出ています。地元長岡や新潟のグルメ以外にも、宇都宮焼きそば、金沢カレー、東北の海の幸、ドイツのソーセージや、フランスのスイーツまでおいしいものたっぷり。
いろいろ迷いながら選んだのは、冬の定番グルメのひとつ「牡蠣」です!
やっぱり旬のものは、おいしいですねぇ。
空からお餅が飛んでくる!
屋外会場には、子ども向けの雪あそび以外に、アルパカとふれあえるコーナーもあります。えさやり体験もできました。可愛いなあ。
さらに1日2回「空から餅まき」というイベントもあります。初日はご当地アクションヒーロー「ソイガイヤー」、2日目は「越後長岡雪の女王」が空中高くから、お餅やお菓子をまきます。これがなかなかの争奪戦で、皆さんかなり必死の様子。こういう「気合いだ!、気合いだ!」系のイベントはちょっぴり苦手なのですが、最後の最後に、まるで計らったかのように足元に愛らしい小さなお餅と、キャンディが降ってきました。
ささやかなお土産を手に、小さな福をいただいたような気持ちになって、笑顔で会場を後にしました。
長岡雪しかまつり
毎年2月開催