元気の出るカフェ、記念日レストラン

まち

長岡市寺泊野積の「元気の出るカフェ・ウインズ」と「記念日レストランバナナ・ウインズ」。カフェ・ウインズがオープンしたのは1990年、その7年後にバナナ・ウインズもオープンしました。30年近くにわたって、愛されてきたこのお店は、じつは度々、映像作品やアート作品の舞台にもなったステキな場所でもあるのです!

おいしいシーフード

海のすぐ近くという絶好のロケーションに建つウインズさん。代表の諸橋暁子さんは「景観もごちそう」と話してくれました。
パスタ、カレー、ピザ、アヒージョなどメニューにはおいしそうなものがずらり。中でも牡蠣は、生、カンカン焼き、フライ、オイル煮などバリエーションがたっぷり。生牡蠣をいただきましたが、プリップリの食感がたまらない。まさに「海のミルク」を口いっぱいに実感する美味しさ!

味噌マヨネーズで味付けした焼き牡蠣もいただいてみました。味噌もマヨネーズも味が濃い調味料だし、どんな感じになるのだろうかと思ったら、意外にもコクはあるけれどしつこくなく、牡蠣の食感にぴったりの味付けで絶品でした。

お願い叶うかな?牡蠣に願いを……

七夕の季節になると、短冊に願いを書いて笹に飾りますよね。じつはウインズさんでは牡蠣の殻に願いを書いて飾る「牡蠣に願いを……」という楽しいコーナーが用意されています。

オイスターにかけて
オ=「おもいでの中で楽しかったコトを思い浮かべ」
イ=「イメージを広げて手に入れたいモノ、実現したいコト」
……と、願かけのときの心得(?)のようなものがホームページにアップされています。
願い事を殻に書いたら、テラスの柵に吊します。写真の右下に白いものがずらりと並んでいますよね。これが、たくさんの吊された思いの託された牡蠣たちです。うーん、夢があって、遊び心があって、いいですね。

ドラマの舞台に

NGT48のメンバーが出演していたドラマ「ひぐらしのなく頃に」は、オール県内ロケ作品で、いろんな場所がロケ地として登場します。ウインズさんでも、主演の中井りかさんがアルバイトをするファミリーレストランという設定で撮影が行われました。
ドラマを見た方ならこの写真を見て「あ、これは!」と思ったのでは?

藤城清治さんの作品にも登場

画家・藤城清治さんは、実際の場所をモチーフにした作品をいくつか描いています。「夕日のブランコ」は大きな木にブランコが2つ付いており、男女の子どもたちがそれに乗って遊んでいる、二人の向こうには海と夕日が広がっている……というもの。じつはこの作品は、藤城さんが寺泊でブランコを漕ぎながら夕日を見た思い出がベースになっているのです。そしてそのブランコとは、ウインズさんに設置されているものなのです!

ウインズさんには「夕日のブランコ」に描かれたもののほかに、もうひとつピンク色の二人乗りのブランコもあります。藤城さんはその後「夕日 恋物語のブランコ」という作品を描きました。そちらにはそのピンク色ブランコが登場します。
2度もアート作品の舞台になったウインズさん。訪ねた際には、食事を楽しむだけではなく、テラスなどお店の周辺も散策することをおすすめします。

 

訪ねた際には可愛い猫にも会えました。看板犬ならぬ、看板猫ちゃんは、どうやら複数いる様子。お散歩のタイミングが合えば、会えるかもしれませんよ。

カフェ・ウインズ/バナナ・ウインズ

http://www.houtoku.or.jp/event/ninen/

おすすめ記事